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2つの予算

資源の配分をマネジメントし、集中するための一つの方法は、2種類の予算をもつことである。

すなわち、既存の事業のための事業予算と新しい事業のための機会予算である。

トップマネジメントは、この2つの予算に同じ時間と関心を割かなければならない。

 

(P.F.ドラッカー)

 

事業計画を策定する際には、これらを総称して事業予算とするわけですが、

ドラッカーは意図的に予算を2つに分けているところがミソですね。

・事業予算はつねに必要最小限にとどめること。

・機会予算は最大の成果を得られるよう最適な規模にすること。

前者については、労力と資金を投入する必要があるかを問い、必要ないならばやめる。

後者では、成果が得られる機会であるかを問い、必要ならば労力と資源の規模を決め、担当者をきめる。

中小企業でも、事業予算設定の際に活用したい方法といえます。

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