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私の勉強法

今日は、ビジネスに役立つツールと、
皆さんにちょっとだけ私の勉強法をお伝えしようと思います。


私は本を読んだ後(すべてではなく、よい本だけですが)、紙1枚に本の内容をまとめています。
この時使う手法が「マインド・マップ※1」。
読書の最後に、紙1枚に本の内容をまとめると本の理解力を高めることができます。
マインド・マップは、白い紙1枚とペンがあれば、誰にでもすぐにできるのではないでしょうか。
白い紙は何でもOK。
私はA4のノートを見開きにして使う(A3になります)か、B4のスケッチブックを使っています。
手順は、
1.まず、紙の真ん中にテーマを書く。紙は横向きに使った方が書きやすいでしょう。
2.それから、そのテーマに関連するキーワードを思いつくままに、どんどんその周囲に書き込む。
3.そして、真ん中のメインテーマとそのまわりのキーワードを線で結びます。
以上。
とても簡単でしょう。
ご参考までに、これは私が作成したマインド・マップです。

通常はノートやスケッチブックにラフに手書きをしていますが、
これは会員さん向けにパソコンで作ったものです。 毎月会員さんにプレゼントしています。
※1 マインド・マップとは、脳と学習に関する研究者であるトニー・ブザンが開発したノート術。人生に奇跡を起こすノート術~マインド・マップ放射思考 トニー・ブザン (著), Tony Buzan (原著)に詳しい。
この本を読むと昔から天才と呼ばれたダヴィンチやエジソン、アインシュタイン、ピカソ、ダーウィンらは普通のノートの取り方をしていなかったことがわかります。ダヴィンチの書いたノートは1枚で左脳と右脳の得意領域をほぼカバーしていました。そのノートの取り方は、私たちが物心ついた頃から行っている“記述式”のノートの取り方とは全く異なります。“放射状”に思考が広がっていくままにノートを取っています。
マインド・マップはビジネスパーソンに必須のツールではないかと思います。
冒頭でも書きましたが、本の理解が深まり、後で眺めても本の内容をすぐに思い出すことができます。
マインドマップを作っていると確実に増えていきますから達成感もあります。
これを覚えるといろいろな使い道があります。
私がセミナーや研修会で話しをする時は、マインド・マップで紙1枚にまとめています。2~3時間の講演では紙1枚程度にまとまります。
また、人の話(セミナーや講演)を聴きにいく時もA4のノート1冊を持っていって見開きの両ページに話しの内容をまとめています。2時間のセミナーならA4のノート見開きに収めています。
また、この方法はビジネスパーソンにとって、職場の勉強や資格の試験などにも使える方法です。
というのも、私が中小企業診断士の資格取得の際にも使っていたツールが、そのようなものだったからです。
でも、当時はマインドマップという言葉すら知りませんでしたが。私は自分で作ったこのツールを体系表と呼んでいました。
どんなふうに作っていたかというと、
中小企業診断士の1次試験では受験科目が10科目あります。
試験科目の内容のひとつひとつが深く広いので暗記では対応することができません。
理解が求められます。(当時は1次試験は繰越ができないので一発合格しかありません)
また初心者は科目ごとのつながりが理解できないものです。
そこでその対策に、試験科目ごとにB4の紙1枚にテキストの内容を一覧できるようにまとめていました。
主要の枝を作成しそれぞれのキーワードを結びます。
最終的にそれらのキーワードはひとつの体系としてつながります。
1枚の科目の紙は他の科目の紙とも連結されます。
次に、その活用法ですが、B4の紙に作成したものを等倍でA3にコピーし、授業を受ける時はそれを机の上に出して受講します。
こうすると、どんどん情報が吸収できるのです。
これをクリアファイルにいれて、常に持ち歩いていました。
授業で先生が話した新しいトピックや気づいたことはその中に赤ペンで書き込んでいきます。
赤いペンの色が多くなってきたら、その体系表はバージョンアップの時期です。
これが私の秘密兵器でした。
いまでもこのクリアファイルをたまに開いてみることがあります。

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