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ビジョナリーカンパニー特別編

ビジョナリーカンパニー特別編

 名著をたずねる旅

リーディング・ファシリテーターの大場が、経営者が読むべき名著を厳選して紹介する、経営のエッセンス「読書マインドマップ」。

第26回目は、ジェームズ・C・コリンズの名著ビジョナリーカンパニー【特別編】をご紹介します。この著作は、ビジョナリーカンパニー飛躍の法則が企業セクターに向けて書かれており、その読者の1/3が社会セクターの人だったことからあらたに書き起こされています。社会セクターの視点で書かれていますが、ビジョナリーカンパニー飛躍の法則をさらに理解するために、企業セクターの方にも役立つ内容となっています。

過去の「マインドマップ」バックナンバーはこちらからご覧になれます。

偉大な組織とは、優れた実績を上げるとともに、長期にわたって際立った影響を社会に与える組織である。企業の場合、財務実績や株式運用成績が偉大さを図る指標として完全に適切である。だが社会セクターの組織の場合、財務実績によってではなく、組織の使命に照らして実績を評価しなければならない。

偉大さとは、そもそも理想を目指す過程なのであって到達点ではない。

第五水準の指導者が第四水準の指導者と違う点は、野心が何よりも目標、活動、使命、仕事に向けられていて、自分個人には向けられていない。

永続する偉大な組織は、基本的な部分で二面性を持っている。一方では、時代を超える基本的価値観と基本的な存在理由を持ち、この基本理念は長期にわたって変わらない。他方では、変化と進歩を常に求めており、創造性を発揮したいという強い欲求が時にBHAG(組織の命運を賭けた大胆な目標)の形で現れてくる。偉大な組織は、基本的価値観(組織にとって普遍の主義)と戦略や慣行(世界の変化に適応して絶えず変えていくもの)をはっきり区別している。

 読書マインドマップ

 

ビジョナリーカンパニー特別編

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 ビジョナリーカンパニー特別編 目次

偉大な組織への飛躍の法則と社会セクター
企業経営の手法を取り入れても答えにならない理由

第1節 「偉大さ」の定義
経営指標が使えないなかで、偉大さを判断する

第2節 第五水準のリーダーシップ
分散型組織構造で成功を収める

第3節 最初に人を選ぶ
社会セクターの制約のなかで適切な人をバスに乗せる

第4節 針鼠の概念
利益動機のないなかで、経済的原動力を見直す

第5節 弾み車を回す
ブランドを構築して勢いをつける
全体的な状況が悪いなかで偉大な実績をあげる

良好な組織から偉大な組織への飛躍の法則〜枠組みの要約

 

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