仙台のコンサル(中小企業診断士)が本音をあなたにズバリ語る!

ビジョナリーカンパニー3衰退の5段階

ビジョナリーカンパニー3衰退の5段階

 名著をたずねる旅

リーディング・ファシリテーターの大場が、経営者が読むべき名著を厳選して紹介する、経営のエッセンス「読書マインドマップ」。

第21回目は、ジム・コリンズの名著ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階をご紹介します。

過去の「マインドマップ」バックナンバーはこちらからご覧になれます。

ビジョナリーカンパニー・シリーズはこちらからご覧になれます。

成功だけを研究していては、良い結果にならない。偉大な企業が凡庸な企業に転落した理由(あるいはもっと悪い結果になった理由)を検討し、成功を維持した企業と比較した方が、成功した企業だけを調べるより学べる点が多い。

私はこの研究について、つきつめていけば、充分に根拠のある希望をもたらすものだと考えている。一方で、衰退の道筋がわかっていれば、下り坂にある企業は早めにブレーキをかけ、進路を反転できるかもしれない。

不適切な人材と適切な人材の違いで特に目立つ点の一つは、不適切な人材が自分はこれこれの「肩書き」を持っていると考えるのに対して、適切な人材が自分はこれこれの「責任」を負っていると考えることである。

長期にわたって苦闘する価値があるのは価値観と目標があるからであり、これを放棄してはならない。失敗とは外的な状態ではなく、心の状態である。成功とは、倒れても倒れても起き上がる動きを果てしなく続けることである。

 読書マインドマップ

 

ビジョナリーカンパニー3衰退の5段階

画像は右クリックで新規タブで開くと大きな文字で読めます

 

 ビジョナリーカンパニー3〜衰退の5段階 目次

ビジョナリーカンパニー3衰退の5段階

第1章 静かに忍び寄る危機
危機の瀬戸際にあって気づかない

第2章 衰退の五段階
調査の過程
調査結果〜5段階の枠組み
脱出への道はあるのか

第3章 第1段階 成功から生まれる傲慢
傲慢な無視
何となぜの混同

第4章 第2段階 規律なき拡大路線
自己満足ではなく、拡張しすぎ
成長への固執
パッカードの法則の無視
問題のある権力継承

第5章 第3段階 リスクと問題の否認
方針の誤りを示す事実が積み上がるなかで大きな賭けにでる
喫水線下のリスクをおかす
否認の文化

第6章 第4段階 一発逆転策の追求型
特効薬を探す
パニックと必死の行動

第7章 第5段階 屈服と凡庸な企業への転落か消滅
戦いをあきらめる
選択肢が尽きる
否認なのか希望なのか

第8章充分に根拠のある希望

付録1 衰退企業の選別基準
付録2 比較対象成功企業の選別基準
付録3 ファニーメイと2008年の金融危機
付録4A 自己満足仮説の間違いを示す事実の一覧
付録4B 一発逆転策の追求を示す事実
付録5主要なポストに適切な人材の条件
付録6A IBMの衰退と回復
付録6B ニューコアの衰退と回復耐
付録6C ノードストロームの衰退と回復
付録7良好な企業から偉大な企業への飛躍の法則〜枠組みの要約

 

↓ここまで読んだ方は1クリックでこのブログを応援↓


マーケティング・経営ランキング

 

 

ビジョナリーカンパニー3衰退の五段階(Amazonで購入)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


仙台のコンサル「マチスケ」

コーヒー片手に、ビジネスのアイディア、ヒントを発掘!仙台のコンサル「マチスケ」(中小企業診断士)が本音をあなたにズバリ語る!

アーカイブ