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変革のタイミング

昔ながらの流儀が通用しなくなると、変革はいとも容易に進む。

古いやり方が通用しなくなり、ある種の空白が生じたような場合には、

新しい発想を取り入れる理想的な環境が整ったといえる。

(セオドア.レビット)

 

業績が昨年よりも大幅にダウンしている。

こういった事態に直面して、これまで行って来なかった変革に着手する企業は少なくありません。

業績好調時には見えてこなかった社内の問題が浮き彫りになる時です。

 

問題とは、あるべき姿と現実の姿のギャップが認識されて見えてくるものであり、

本来、会社が成長を志向する限り問題は生じます。

社内に問題がないというのは、(問題が見えていないという)問題なのであり、

昔ながらの流儀が通用しなくなったと認識されたことは、

問題を認識できる正常な状態になったということで、むしろ好ましいことです。

 

しかしこの段に及んでも現状維持を志向する会社もある。

残念ながらそれは現状維持ではなく、放棄を意味します。

新しい発想を取り入れる理想的な環境がいまそこにあります。

波に乗って次の高みを目指していけるかどうか、

その鍵を握るのは、「昔ながらの流儀が通用しなくなった」いまをどう過ごすかなのです。

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