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頼りになる存在

先ほど、お客様の会社のコンサルティングから帰ってきました。
今日残った仕事をサクサク片づけてしまおうと、パソコンに向かった途端にトラブル発生!



仕事部屋が突然真っ暗に、困ったな~。
蛍光灯が切れてしまったのです。
明日買えばいいか。しばらくそのままでパソコンに向かいましたが、
暗闇の中での仕事ははかどりません。

特殊なタイプなのでコンビニで売ってそうもないし困ったな。。。
どうする・・・
「そうそう、あの店があった。」

近所に、家電量販店の最大手「ヤマダ電機」があります。
夜なので車で5分もかかりませんでした。

こんな夜にも関わらずトテモありがたいものです。
遠くから店の明かりを見つけると、思わず「あいててよかった」
昔、こんなフレーズのCMがありました。

ヤマダ電機といえば、都市型大型店舗「LABI仙台」が先月23日にJR仙台駅西口にオープン。
旧十字屋のビル2~6階に店舗を構え、約20~30万アイテムを揃えています。
売り場面積は約7237平方メートルで、東北最大級の規模を誇ります。

駅反対側の東口には、97年にオープンした「ヨドバシカメラ」があります。
これまで駅前には「さくらや」や「ラオックス」が出店していましたが、
ヨドバシカメラと競いあった末に撤退しています。

しばらく駅前ではヨドバシカメラの一人勝ち状態が続いていましたが、
そこに先月「ヤマダ電機」が参戦。
これまでは郊外店が主力でしたが、都市中心部への大型店の出店は昨年3月オープンの
「LABI1なんば店」に次いで全国で2店舗目です。
消費者の立場ではサービスの充実を期待し大歓迎です。

そうそう、蛍光灯が切れた話しでした。
さすがにこの時間になると店内には私を含め数人の客がいる程度。
レジを締め本日の売上を計算している女性の隣で精算を済ませました。
「何時までやってるの?」と聞くと21時半まで営業とのこと。
購入のため店に持ち込んだ切れた蛍光灯の処分にも笑顔で応じてくれます。

昔はどこの街にも近所には電気屋さんが何件かあったもの。
子供の頃の記憶ですが、多少無理な時間帯でもお店を開けてくれたり修理に快く応じてくれました。
こういったお店は顧客の心のよりどころになる存在だったといえるでしょう。

時代は変わって、その機能を果たしてくれるのが家電量販店です。
若い女性による笑顔の接客。
特殊な商品でも、とりあえず店舗に足を運ぶと手に入るほどの品揃え。
顧客の質問にも的確な対応ができる商品知識。
おまけに長時間営業。何しろ価格が安い。

街の電気屋さんも、売り場面積や品揃えなどで量販店に負けても、
顧客の困りごとや悩みにクイックレスポンスで対応してくれるところが強みとして欲しい。
人的パワーです。こういった機能の強化は経営資源の質量は問わず強化できるはず。

ある店では顧客との雑談の中から出てくる不満や要望を見逃さず提案に繋げていくのだそうです。
帰り道に街の電気屋さんの前を通ったらシャッターが閉まっていましたが、
木目の細かいサポートに応じてくれるんでしょうか?
大型店の競争に埋もれない鍵は 「顧客の心のよりどころになる存在」 ですよ。

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コメント

  1. よりどころっていいですよね^^
    ほっと落ち着ける感じですよね。
    今回の出来事はほんとほっとしたことでしょうね。
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  2. 大場さん、こんばんは。
    町の小さなお店としては価格で争って勝てるわけがないですよね。
    >人的パワーです。こういった機能の強化は経営資源の質量は問わず強化できるはず。
    この辺は、ソフィアバンクの藤沢久美さんの本「御用聞きビジネス~」が思い出されます。

  3. 「LABI仙台」がオープンした日、ヨドバシカメラの駐車場最低保障購入金額が5千円に跳ね上がりました。
    おかげで、買いたい物が無く、仕方が無くノートを買った私でしたが、駐車代をふくめ、700円もかかってしまいました。
    もうおいそれと車では行けませんね。。。
    接客の質が向上していたヨドバシだけに残念です。

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