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クロックアップで競争優位を築け!

今日のお話しは、やろうと思いつつ実践しない(できない)方必見の内容です。
リンク先もぜひご参照を。



セミナー、勉強会、ニュースレターで事例を用いて話しをします。
成功事例だけでなく、失敗事例から何を学ぶか、
現場で汗をかきながら創り上げた実践事例ほど参考になるものはありません。

私の事例を聞いた経営者がとる道は3つ。
①すぐ実践する
②しばらくしてから実践する
③やろうと思いつつ実践しない
これ以外に、はじめからやろうとも思わない、という人も中にはいるかもしれませんが、
少なくとも、わざわざ時間とお金を投入して参加している訳ですから、
上記のいずれかになるのだと思います。

やろうと思いつつ実践しないよりは、しばらくしてからでも実践する方がいい。
でも、しばらくしてからやるという経営姿勢は会社のスピードを遅くしてしまいます。
現代は、とりあえずもう少し様子を見るという会社ではライバルに差を付けられてしまいます。

すぐ行動を起こす。
そして、うまくいかない場合はやり方を変える。
この繰り返しが会社のスピードを形成します。
すぐ実践できる行動力は会社の競争優位を決める要素のひとつと数えることができるでしょう。

先日、スゴイ経営者に出会いました。
セミナーである会社(A社)の成功事例を話したのですが、
その翌日、しかも朝一でA社に電話をかけて検証しています。
A社の社長が私に電話をかけてくれたことでその事実を知りました。

社長曰く、取材のようだったといいます。(笑)
私(大場)とその会社(A社)の関係は?
私はその会社のサービスを頻繁に利用するのか?
・・・等々、かなりねばりごしの電話だったようです。

セミナーでも他の受講者よりたくさんの質問をしていましたし、
私に関心があるようでしたから、私の事例を試したかったのかもしれません。
まあ、先方の会社に迷惑がかかるような電話でなかったので問題はありませんが、
正直驚きましたね。こういった経営者は私も初めてでした。
A社の社長もスゴイ行動力だと、苦笑していました。

しかしながら、この経営者の行動力が参考になるという方も
皆さんの中には少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
この経営者の会社の業績がどうかを私が知るところではありませんが、
成果を出している会社のトップは、スピードという共通項を持っています。
これをいま流行り(?)の言葉でいうとクロックアップです。

トップの決断の遅れはそのまま組織全体の遅れにつながります。
ゆえに、トップは「決断」が早くなければならない。
そして、すぐ「行動」を起こすことができなければならない。
とにかくすぐやってみることが大切です。
そのうちやってみようという経営姿勢が、
そのうちやればいいやという組織風土を生みます。

これはビジネスパーソンも同様。
すぐやってみることができない場合、
間違っていてもいいんだ、というオーケーを自分に出してみる。
うまくいかなかったらやり方を変えればいいのです。
失敗を避けて通ろうとする方がいますが、
失敗しない人はいません。
大事に至るような失敗をしでかさないために、小さな失敗をしておけばいいのです。

それから、全部やろうとするから動けないのかもしれません。
まずひとつだけ実践することに焦点を絞る。
それができたらもうひとつだけ・・という具合にバーの高さを1段あげてやる。
すべてをやろうとして何もやらないより、
1つだけ実践するタイプの方が確実に情報の精度がアップし身体に蓄積されていきます。

一人一人が前よりもスピードをアップできたら、
いずれ他社が1年でやることを1ヶ月でやれるような会社になるかもしれません。

仮面ライダーカブト見てる?

これからの会社の競争優位はクロックアップできる会社ですよ。

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コメント

  1. こんばんは。
    とにかくすぐやってみることって大切ですよね。
    私事ですが、独自ドメインを設定しました。
    http://www.dokuritsukigyou.jp/
    (独立起業 ドット ジェイピー)
    独立・起業に関する情報を充実させていきたいと思います。
    応援ポチッと。

  2.  実際には 「ああいい話を聞いたなぁ 今日は良かった」で
    終わる方のほうが多いのではないかと思っています。
    この街でも講演会を開きますが その後その会社に見学に行く
    自分の会社に生かすという行動につながりません。
    私は生かしていますよ。 だって成功者で皆から支持されて公演までしている人の話ですから 凡人の私に考え付かないことを示唆してくれるのですからね。
    実は作日のリッツ・カールトンの公演で 「この話をたった1ドルの価値にするか 生かして100万ドルの価値にするかはあなた方しだいです。」って言われちゃいました。
    ドキッとした人が何人いたのか知りませんが 全くその通りだと感じています。

  3. 大場さん、おはようございます。
    「すぐやる」お話は最近の鮒谷さんのメルマガでも書かれていましたよね。
    あの人自身、「すぐやる王国」(?)かなんかの「自称」大臣ですし(あれ?何か違うような(笑))。
    私も「狙う」前に「打って」ます(笑)。←フライング
    それと実は、リンク先の「カブト」の記事、結構じっくり読んでしまいましたよ(涙)。
    ウチは「ムスメ」なので、滅多に観ませんけど(笑)。

    • kamiyan
    • 2006年 12月 09日

    仮面ライダーカブトにおもわず反応してしまいました。
    クロックアップがスピードなら
    キャストオフは、さしず企業のブラッシュアップといったところでしょうか?

  4. 大場さん、こんばんは!
    > まずひとつだけ実践することに焦点を絞る。
    これは大事だと思います。やることがいっぱいあってーと言いながら何もできていないという人もいますからね。まずやらなければ。

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