平野歩夢のことば

投稿者: | 2022年5月13日

『スノーボードができない時間とか、何かに苦しんで、何かを我慢しなきゃいけない時間って大事だと思ってて。その時の向き合い方とか、向き合わざるを得ない気持ちになった時、自分を強くしてくれることだと僕はケガをしてみて思った。』
(スノーボード・金メダリスト 平野 歩夢)

 

2022年北京オリンピックの金メダリスト 平野歩夢選手。

スノーボード男子ハーフパイプ決勝で魅せた「トリプルコーク1440」

日本人なら誰もが大技が決まるその瞬間を待っていたと思います。

 

日本男子代表の最後に登場した彼は、

磨き上げてきたトリプルコーク1440をオリンピックの舞台で披露する。

 

1回目は転倒、続く2回目で完璧に成功させるもなんと2位の判定。

どよめきが起こるも彼は最後まで諦めなかった。

そしてラストの3回目の滑走で、ふたたび大技を決めて見事金メダルを獲得。

ハリウッド映画やドラマを地で行くような見事なフィニッシュ。

その技術もさることながらメンタルの強さ、圧巻でした。

 

昨日、撮り溜めしていた「情熱大陸」の平野選手の回を見ていて、

なぜ、彼は最後まで諦めなかったのか

なぜ、選手の多くがリスペクトするスノーボーダーのショーン・ホワイト選手ですらできなかった大技を大舞台で決められたのか

その理由がわかりました。

 

2017年のアメリカで開かれたUSオープン。

平野選手は、最初のジャンプの直後に転倒し、立ち上がることができないほどの大ケガを負う。

左膝靱帯と内臓を損傷する大ケガです。

それ以来、大技に挑む、彼の脳裏には常に恐怖があったといいます。

あの金メダルの喜びは、世界の頂点に立ったことと己の恐怖に打ち勝った勝利の喜びだったんですね。

 

それまでのオリンピック2大会、表彰台に上るも金メダルには届かなかった。

そして大ケガ、誰しも絶望的な気持ちになると思います。

しかし、彼は違っていた。3ヶ月の入院生活が彼の心を鍛えたといいます。

 

時を経て、2021年10月、スイスの合宿の8日目。

翌年のオリンピックを数ヶ月後に控えて、ついにその時は来る。

エアバックなしの本番同様の練習で平野選手ははじめてトリプルコークを決める。

祝福する海外のライバルたち、「これで多くのコーチに見られたね」同僚がいいます。

しかし、彼は意にも介しません。

そして、その後もさらに技に磨きをかけて、翌年のオリンピックで見事、金メダルを獲得。

 

人生、生きていれば、うまく行くときも、行かない時もある。

そんな時に忘れてはならないことがある。

 

それは、多くの先達が伝えてきた言葉。

「すべては人の心が決める。」ということ。

大事なことは他人がでなく、自分がどう思うのか、どう考えるのかということです。

 

オリンピックの大舞台で目標を成し遂げた平野選手をみて「凄いなあ」で終わらせずに、

自分ごとにできたら、あらゆる物事を成し遂げられると思います。

 

誰の心の中にもある恐れ、自分の心の中にある恐怖にいかに打ち勝つか。

「あなたが勝てると考えるなら、必ず勝てる。」

私もそう信じ、私が関わるすべての人にその想いを伝えるとともに、私も挑戦し続けます。

 

 

アスリートの言葉

 

 

 

 

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