自分のための経営計画を作る!

投稿者: | 2007年9月11日

本日は、経営戦略講座の最終日でした。

午後は、受講者全員が“自分のための経営計画書”を作成しました。

 

「志というか、願いというか、夢というか、そういうものを持っているといつか実現の道が開けてきます。

人間は生きていくうちに、必ずどこか分かれ道に行き当たるものですが、

その時、夢とか志があると、ついそっちの方を選び、チャンスをつかむことになるのです。」

 

西堀 栄三郎

 

今回の講座で作成した“経営計画書”の時間的スパンは長めに設定しています。

何しろ簡単に実現できてしまうような目標は書かない決まりになっていますから。

 

その意味で、受講者のアンケートから引用すれば、

「今はただのハッタリだが、この夢に向けてがんばろうと思う」

という言葉が聞かれましたので、当初の狙いに近い形で終了できたと考えます。

 

私たちが成長し続けていくには、自分の夢、志を鮮明に描くことが大切です。

 

これは、古今東西、様々な先人達の名言・金言・格言・メッセージを見聞きしていると登場する言葉です。

表現は違えども、違ったアングルからひとつの事象が浮き彫りに見えてくることがあります。

 

何よりも、自分がありたい姿を描いて、それを日々意識し、行動する人は、

そうでない人に比べて明らかに違うことがあります。それは、

 

「日々の時間の過ごし方が異なる」ということです。

 

同じ仕事をしていても、そこから学び得る経験濃度の違いといってもいいでしょう。

例えば、自分の仕事が単純なルーチンワークであっても、そこから学びを得るケースとそうでないケースがあります。

 

何の夢も持たずに、上司から指示されるまま仕事をしていたら何の収穫も得られないでしょう。

疲労感やストレスだけが残ります。

 

ところが、その仕事に自らが積極的にかかわっていたら結果はどうなるでしょうか?

やらされるのであれば、自らやった方がいいに決まってます。

先人達はいいますよね。

「この世の中にあることには無駄なことなど何一つない」と。

 

私がこの3日間のセミナーで言いたかったことは、午後に行った数時間の演習に集約されます。

それまでに行ってきた作業、そのために手渡した道具は、“前振り”のようなものです。

 

ボールは投げられました。

あとはそのボールをどう扱うかは個人次第です。

 

ただ言えることは、「チャンスはいつ来るか、それは神のみぞ知る」ですから、

その時に備えて、私たちにできることは“準備”するのみです。

 

 

自分のための経営計画を作る!」への3件のフィードバック

  1. 手文庫@ビジネス書で問題解決

    こんばんは!
    記事を拝見して、「プロジェクトの成功」という大きな、ぼんやりとしたものを目指していることに気がつきました。
    具体的に書き出してみます。ありがとうございました。

    返信

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