聞くから聴くへ

投稿者: | 2006年7月10日

コミュニケーション関係の記事を書いていますが、
「聞く」ではなく、「聴く」と書いていたことに気づいていたでしょうか?
読みは一緒でも、そのニュアンスは異なります。



聞くとは、英語で“hear”という状態であり、
自然と耳に入ってくるようなイメージです。

一方、聴くとは、英語で言うと、“listen”という状態であり、
意識的に人の話に耳を傾けて聴いているようなイメージになります。

私も経営コンサルタントになり立ての頃、「Active Listening」を学びました。
積極的傾聴法と呼ばれる方法です。
これは、コンサルティングの現場でインタビューする際には欠かせない道具のひとつです。
人と話をする時には、相手の言葉の意味だけを聴くのではなく、
その言葉の背景に耳を傾けなければなりません。

リーダー(Leader)の頭文字の「L」は、リッスン=傾聴の意味があるそうです。
特に、組織のリーダーと呼ばれる人は、チームメンバーの感情に耳を傾けなければなりませんね。

聞くから聴くへ」への11件のフィードバック

  1. acb

     なるほど 耳に心がついているわけですから “心で聞く”って事でしょうか?
    見るも“観る”や“診る”だと 意味が 単なる行動から とてもアクティブなものに変わりますね。
    いづれにしても 単なる行動の結果を 真理を掴み取るレベルで生かしてこそ 心がついてきますね。
    ちなみに いろいろな雑誌で 見える化 という言葉が取り上げられていますが
    観音様のように“観なくちゃ”なりませんよ。

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  2. タツ

    うちの、上級職は、ほっておくと、ずっとしゃべっています。
    上級になれば、なるほど、人の話を聞くのが大切というよい先生です(笑)
    応援!

    返信
  3. smooth@マインドマップでビジネス書評

    大場さん、こんばんは。
    私は中学の時の音楽の時間に『「聞く」と「聴く」の違い』といった内容で
    作文を書いたことがあります(なぜ音楽に作文が(汗))。
    もちろん、演奏とかそういう「音楽的」な内容だと記憶してますが(笑)。
    また、最近新たに(?)「訊く」というのが気になります。
    中山マコトさんの本で多用されていたせいかも(笑)。
    ちなみに、新卒時に、某会社の面接で私の血液型が「B」と
    わかったとたんに、面接官が「キミ、話聞いて無いだろ?」
    と言ってきました(汗)。←ホントに聞いてなかった(笑)

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  4. かっちん@mixi

    大場さん、はじめて書き込ませていただきます。
    マイミクのかっちんです。
    私が行なっているコーチングセミナーでも「傾聴」を扱う時は「hear」と「listen」という英語を用いて説明しています。
    やはり日本語の「聞く」「聴く」というよりは理解されやすいようですね。

    返信
  5. かっちん@mixi

    大場さん、はじめて書き込ませていただきます。
    マイミクのかっちんです。
    私が行なっているコーチングセミナーでも「傾聴」を扱う時は「hear」と「listen」という英語を用いて説明しています。
    やはり日本語で「聞く」「聴く」というよりは理解されやすいようですね。

    返信
  6. 飲食店経営に役立つ心理学講座

    oobaさん、こんばんは!
    コメント有難うございました。
    へぇ~、
    リーダーのLにはそんな意味があったのですね!
    とても勉強になりました。
    ありがとう、感謝のクリックしていきます。

    返信
  7. 齊籐 正明

    アクティブリスニング、最初はなかなかできないですよね。
    学校でも習っていませんしね。 (^^)
    確かに練習大事ですね。

    返信
  8. リーダーのLにそのような意味があったのですね。
    勉強になります。
    ポチッ☆

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  9. 藤間IM

    こんばんは。
    私も起業支援をしていますが、人と話をする時には、言葉の背景に耳を傾けることに気をつけています。
    また「口頭」と「行動」の違いにも気をつけて見ていますね。
    応援クリック

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