昨日、移動中になにげにチャンネルを合わせてみると、
タレントの東ちづるさんがNHKの情報番組に出演されていました。
「ストレス解消法を教えてください。」
東さんが視聴者からの質問に答えます。
『私は、ストレスは解消しません。
ストレスの原因を考え、なぜストレスになったのかを考えてみます。
第一、ストレスをお酒やカラオケで解消するなんて、
お酒やカラオケに失礼じゃないですか。』
こんな感じの受け答えだったと思います。
質問された方は、
好きな音楽を聴いたり、うたを歌ったり、
ゆっくりお風呂に入ったり
好きな本を読んだり、映画を見たり
美味しい食事を食べたり、お酒を飲んだり、
運動で汗をかいたり・・というような
そんな答えを期待していたのかもしれませんが、
ストレスを解消しない。
ストレスから逃げない。
といった答えに、東さんらしさがでているなと思いました。
ストレス解消法で語られるのは真の問題の解決にはなりません。
その場の負担を和らげる意味ではいいのでしょうが、あくまで対処的処置です。
根本の部分にメスをいれなければ、そのストレスは繰り返されることになる。
くさいものにはフタをするな。
なぜ、ストレスになったのかを自らに問うと、
その先には見たくない、フタをしておきたいものが見えてくるかもしれませんが、
それは自分の好循環サイクルに持ち込むための鍵であったり、
直面している壁を突破できるヒントがみえてくるかもしれませんね。
ストレスから逃げてはいけない。
なるほど、東さんのさわやかな笑顔を生み出す源が垣間見えたような瞬間でした。