転び方にもコツがある

投稿者: | 2006年8月18日

月初の営業会議に出席していると、「今月の目標は達成できる」と意気込んで発表する人がいます。
でも、月末になると大抵目標の未達で終わってしまいます。
この営業マンは何に問題があるのでしょうか?



「七転び八起き」ということわざがあります。
何度転んでも、これに屈することなく、頑張れという意味です。

しかし、何度も同じような転び方をしていたのでは進歩がありません。
1回転んだ時に、なぜそうなったのかを考えなければ、
また同じような転び方を繰り返してしまいます。

営業活動では、自分が実行した活動の中で、
何が成果を生み、何が成果を生まなかったのか
を評価して、その後の対策に反映させることが大切です。

さらに言うと、どうやって成果を生んだのか中身を見る必要があります。
たまたま出たヒットでは何も得るものはありません。
どうやってヒットを打ったのかが大切です。

コンスタントにヒットを打ち続けるには、一日の振り返りが重要になります。
振り返りというものは1週間や1ヶ月後にまとめてできるものではありません。
今日の活動の中で、うまくいったことと、うまくいかなかったことをその日のうちに反省する。

冒頭に登場した営業マンは、毎日の営業活動の中で、
どんな成果が得られたのか、反省すべきことは何かを整理しなければなりません。

うまくいかない結果は誰もがふたをしてしまいたいもの。
でもその現実に目を向けることができる人こそが、明日の勝利を手にすることができます。
転んだら何を学ぶのか?
転び方にもコツがあるのです。
ビジネスでも、プレイボールのかけ声で始まる汗と涙のドラマは、
いまこうしている間にも繰り広げられています。

転び方にもコツがある」への8件のフィードバック

  1. ハンシン

    いいブログですね。内容も充実しているし、デザインもきれいですね。とっても見やすいです。参考になりました。私の携帯ショップサイトも是非訪問してみてください。応援ポチッとしていきます。

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  2. タツ

    こんにちは。
    毎日の反省によって、毎日PDSサイクルをまわす。
    ビジネスマン、だれにも当てはまりますね。
    こんどの社内教育レクチャーのテーマにしてしまおう!
    応援していきますね。

    返信
  3. 藤間IM

    こんばんは。
    ご無沙汰しております。
    「どうやってヒットを打ったのかが大切」同感です。
    ニーズ調査の際も、「買いたい」「買いたくない」といった「結果」ではなく、「なぜ買いたいのか」「なぜ買いたくないのか」といった「理由・要因」が大切ですよね。
    応援クリック!

    返信

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