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もう一押しのその声が極めて重要だ

古くからの友人だちとお酒を飲みに行きました。
居酒屋に入って、メニューを見て一通り眺めた後、各々が好き勝手に注文をします。
ビールで乾杯して飲み会がスタート。注文した料理を食べ、ビールを飲み、
飲み会が宴もたけなわとなってきた時、若い店員さんが近寄ってきてひとことこう言いました


「ほんじつおすすめの あつあつのおでん ができたてですがいかがですか?」
シーンという静寂が訪れて、その後、
「オレ、だいこん」
「ちくわぶある?」
「たまごひとつ」
「こんにゃくください」
それぞれが注文した料理で腹が一杯になり、お酒を飲みながら話しをしていたところでしたので、
通常、この飲み会のパターンでは、もう料理の注文をすることはありません。
それなのに、みんな思い思いに注文をし始めました。
確かにその女の子がかわいらしく、
私たちの飲み会が男だけだったこともあるのですが。
もう一押し、声をかけてみる
10組中10組のグループがすべて注文するわけではないと思いますが、
注文する人は必ずいる。
まわりを見渡してみると、あつあつのおでんが乗ったワゴンが、
私たちのグループ以外の場所に止まって、
女の子がおでんを器に取り分けています。
このひと言が、客単価を向上させます。
このひと言が、極めて重要です。
声をかけなければ、目の前の器に盛られたこのおでんは注文されませんでした。
ひと声かけるたびに、○○○円がアップできる。
100%の確率でないとしても
一年間続けたら・・
お店の売り上げは確実にアップします。
でもやらないお店が圧倒的に多い。
お客さんは素人ですから、その店のおすすめ料理について詳しく知らない。
お店ではそんなことまでする必要がないと思っている。
そんなことさえも気づいていないのかもしれない。
お店はその道のプロですから、お客さんに詳しく教えてあげる必要がある。
でもやらないお店の方が圧倒的に多い。
要は、
やる意思があるか
続ける意思があるか
それだけ
その差が、1年続けると大きな力になる。
これは、有名なところでいえば、
マクドナルドの
「ポテトはいかがですか~」
それから、インターネット書店AMAZONの
「この本を買った人はこういう本も買っています」
気をつけてみると、このひと言を工夫してやっているお店は結構ある。
でもやらないお店の方が圧倒的に多い。
もう一押しその声が極めて重要です。
ひと声かければ、その日の売上は確実にアップするわけですから。

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