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地球、公開を堪能する

自宅から15分ほど車を飛ばしたところに映画館があります。

映画の上映時間から逆算して、ぎりぎりまで仕事を続け、レイトショーの開始時間に間に合いました。

今日はあなたに映画をハゲシクおすすめします。

 

「これまでカメラに収められたことのない、

地球上で最も美しいものを目にする、これが最後のチャンスである。」

                                      アラステア・フォザーギル監督(映画「earth」)

 

昨夜、降り積もった雪は昼間の快晴により、ほとんどとけていましたが、まだ道路上には雪が残っています。

車から外気を計測するとマイナス3度、どうりで寒い訳だ。道路はテカテカしている。

映画館に到着すると、駐車場には雪がかまくらのように積み上げられています。

 

さて、今日のお目当ての映画は、「earth(アース)」、1月12日から全国で公開されています。

いま私のノートパソコンの壁紙もアース仕様、こちらからダウンロードできます。

 

映画の主演は、地球、46億歳。

Long,Long,Time Ago・・巨大な小惑星が地球に衝突、その衝撃によって地球は23.5度傾くことになる。

この奇跡が地球に四季を生み、生命の星、地球の誕生に大きな役割を果たしたのだという。

そして、そこに息づく生き物たち。

ホッキョクグマ、アフリカゾウ、ザトウクジラ、ライオン、チーター、ホオジロザメ、ホッキョクオオカミ、等々。。。

 

制作5年、撮影日数4500日、ロケ地26カ国、200カ所以上。

1秒間に2000フレームの撮影ができる超スピードカメラ等の最新機材や

ネイチャードキュメンタリーでは最新の映像技術が使われたそうです。

 

大ヒットした海洋ドキュメンタリー「ディープブルー」

NHKで放映された「プラネットアース」のスタッフが結集して制作された壮大なスケールの映画です。

 

「どうやってこの映像をとったのだろう?」

スタッフが生命の限界に挑戦したかのように感じられる迫力のある映像の数々。

まばたきする間が惜しくなるほど、美しい地球、その自然の雄大さ。

次々展開されるダイナミックな生き物たちの物語、命の尊さに胸を打たれます。

それらをベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のフルオーケストラが壮大に演出します。

 

ストレートにドキュメンタリーとして見ても楽しめますが、

根底をつらぬく骨太のメッセージがある。

 

この地球は誰のもの?

 

ホッキョクグマの生息地である極北では、地球温暖化によって氷の範囲が確実に狭まっている。

ザトウクジラの親子はエサのオキアミを食べるために赤道付近から南極に命がけの移動をする。

オキアミも同様の理由で減っている。

熱帯で暮らすオラウータンの森は人によってたくさんの木々が運び去られ、大地は焼けている。

水を求めてゾウの群れが移動する、かつて群れはたくさん連なっていた。密漁により少なくなっている。

 

大気汚染、酸性雨、オゾン層破壊、地球温暖化、資源の枯渇・・

環境問題は報道などを通じて、目にする見る機会が多くなりました。

政府も「1人1日1キログラムCO2削減」なんてスローガンをかかげていますが、

どれだけ国民に伝わっているのでしょうね?

リアリティなさすぎではないですか、

私は、この映画を見た方がよほどメッセージが伝わってくると思います。

 

1時間45分の地球を外観する旅でした。

この感動に値する映画の本日の観客数、私を含め3人。。。

ほとんど貸切状態、マイシアター状態です。

ある意味淋しいかぎりでありますね。

ハリウッドの大作の娯楽もいいですが、これだけのスケールの映画はそうそう出会えることが少ないと思います。

こども500円キャンペーンがありますから、子供さんと一緒に見ることもいいですね。

 

監督のメッセージは、ストレートにこの映画のコンセプトを表していて、

エンディングのメッセージにより、私たちにボールが投げられたような感じがします。

映画を見終わって、「自分たちに何ができるか?」メッセージが心に染みわたる。

ともすると、私たちの前には忙しく過ぎ去っていく、当たり前の日常がありますが、

純粋に私たちがこの地球に生まれたことは奇跡なのだと思えてきます。

 

「これまでカメラに収められたことのない、

地球上で最も美しいものを目にする、これが最後のチャンスである。」

 

極めて、逆説的な言葉です。

まだ間に合うと言われ続け、問題が先送りされ、今日に至っている環境問題の数々。

この映画のサブタイトルに「地球、公開」とありますが、

「地球、後悔」になる前に行動を起こさなければならない。議論を続けている場合ではありません。

このメッセージのように美しい地球が今しか見られないとしたら、それはとても悲しいことです。

まずは、今すぐ劇場へ。

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コメント

  1. 地球にはほんと素敵な
    まだ見たことないような景色多いですね。
    それを守っていくためにも、
    個人レベルでできることは
    やっていかないことにはですね。
    応援くりっく!ぽちっ

  2. こんにちは。
    奇跡で貴重で大切な地球。
    人類はきちんと共存していかねばいけませんよね。

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