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顧客の琴線に触れるビジネス

車でラジオを聞きながら、私の琴線に触れた曲がありました。
すぐお店(amazon)に直行して買ってしまったのがこのアルバム。
まさに買ってしまったという表現の通り、衝動的に購買行動に走らせてくれたCDです。



「忙しい平日の朝用」と「穏やかな休日の朝用」の2つのトラックから構成されています。
それぞれ20曲の計、40曲のアルバムです。
アルバムのジャケットも見ているだけで、身体にビタミンCが充填されてきそうです。

イン・ザ・モーニング ベスト

曲を聴いてみると懐かしいタイトルが並びますが、
ただ懐かしいだけではなく、随所に工夫が凝らしてあります。
曲だけ知っていて、ルーツにはじめて触れたものもあります。
初CD化などのレア・トラックもありましたから私的には「買いの1品」でした。

この類のCDは以前、深夜のテレビショッピングでも購入したことがあります。
「○年代の洋楽のオムニバスCD、○枚組。」
週末の深夜などでよくやってますね。

購入してみると、音もとてもよく満足できるクオリティに仕上がっていました。
後日、同世代の士業の方とお茶のみ話をしていて、何気なくその話題になったのですが、
なんと彼もそのオムニバスCDを買っていました。
見事に私たちの世代の「琴線に触れた」ようです。

この深夜のテレビショッピングの購買体験では、
どんなシチュエーションで、何をどう売れば、顧客は商品を買ってくれるのか?
ということも参考になりますが、それ以上に、
「買った後に何をすると、更に購買機会が拡大できるのか」の好事例でした。
実践的なマーケティングの勉強をしようと思ったら、“買ってみる”のが何よりも生きた教材になります。

マーケティングのキーワードのひとつに、「成長から飽和へ」というものがありますが、
市場が飽和してきた時には、商品ラインアップを細分化させることがセオリーです。
このアルバムを構成する曲はすべて過去に登場済みですが、
それを“朝専用”という括り方をしてみる。そうすると、このアルバムのように大ヒットする。
このやり方、以前、某メーカーの缶コーヒーで成功した方法です。
ちょっと注意してまわりをみると、
私たちのまわりには、生きた教材がたくさん転がっていることに気づきます。

 

 

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コメント

  1. おもしろいCDですね^^
    オムニバスって結構楽しめますよね。
    モーニングソングの詰め合わせ
    みたいな感じなんでしょうね。
    応援クリック!ぽちっ

  2. 大場さん、おはようございます。
    マーケティングというより、直接CDに惹かれました(笑)。
    というか、いまちょっと曲を探しているんで、参考になりました。
    もちろん「使用状況でくくる」というのは、非常に適切ですよね。
    これは選曲だけでなく、色々使えるのではないかと。

  3. こんにちは、LAビジネスウォッチャーズの羽くじら♂です。ジャケットからして、本当にすがすがしい気分にしてくれるCDですね。こちらアメリカでもよくオムニバスCDのインフォマーシャルを見かけますが、ついついこのようにコンセプトがうまいと手を伸ばしてしまいますよね。ぜひ聞いてみたいと思います。
    応援クリックしていきます。

  4. 大場さん、おはようございます。
    コメント頂いたモミダッシュは、今や日課になりつつあります(笑)。
    今度動画でご紹介したいくらいです。
    ・・・顔映ったらダメなので、難しいですが(笑)。

  5. 大場さん、こんばんは!
    私はこのジャケットに惹かれました。こういう色とりどりなものに弱いんです。
    マッピングって大事ですね。

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