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二極化しているのは

世の中には、その商品を買いたいと思っているお客が目の前にいるのに、
それに気づいていない売り手もいるんですね。


あまりいい話ではないので、保険会社の営業マンのAさんということにしましょう。
私は電話で保険の見積を依頼しました。
一通りこちらの状況を説明して、待ち合わせの時間を決めて、その時間帯は仕事を空けて待っていました。
しかし待ち合わせの時間になってもAさんは現れません。
30分過ぎても電話すらかかってこない。
さすがにこちらも忙しいので仕事にかかろうとした40分ぐらい過ぎてからやっと電話がかかってきました。
営業マンからの電話を聞いてみると、開口一番、こちらの場所が分からないというのです。(遅れたことの謝罪もない。前日にこちらの場所を調べてなかったのでしょうか?)
こちらの場所を電話で説明して、やっとのことで営業マンが到着。
そこで「資料は?」と聞くと
持参していない
というのです。
そこで、こちらは、はじめから説明のやり直しをすることに。
結局、当日は具体的な提案を聞くことができませんでした。
営業マンのパソコン入力に付き合わされて、こちらの時間ばかり取られてしまいました。
その場で保険のプロとしての話しを聞きたかったのですが。
後日、何度か電話がかかってきて、「詳しい話がしたい」とのこと
こちらもそんなに暇ではないですからね。
この営業マン、財布を開けて待っている人(私です)が目の前にいるのに、商品を売ってくれませんでした。
本来、この営業マンは、私からの電話での依頼を聞いたら、保険のプロとして次のことをするべきでした。
そうすれば、折角の販売機会を逃すことなくチャンスをものにできたはずです。
それは、
●訪問前に面談の成果を明確にしておく
ということです。
訪問前に面談の成果を明確にすることによって、
・訪問する際に事前に準備しておくことは何か?
がはっきりします。
営業の仕事は、
訪問して何をするのかが仕事であり、
訪問することが仕事なのではない 
のです。
世の中には訪問することが仕事だと思っている営業マンって多くないでしょうか?
チャンスを引き寄せることができる営業マンと
チャンスを引き寄せることができない営業マン
その違いは、こんなちょっとしたところから差が開いていきます。
ビジネスマンも完全に二極化の方向に向かっているようです。
よい仕事の習慣を持つ必要がありますね。

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コメント

  1. はじめまして。
    確かに『訪問』=『仕事』と勘違いしている営業マンはいますね。
    そんな営業はお客さまにも迷惑です。

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