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何も言ってない人々

ある会社で管理者に質問をしてみましたが、皆さん同じような回答。
何かそうなってしまう理由がありそうです。



ある会社で管理者に今年の目標を尋ねました。
すると返ってきた言葉が、「前年比○○%アップです」
隣の管理者にも同じ質問をしてみる。
すると「前年比○○%アップです」
結局、そこにいた管理者は皆同じように繰り返すのでした。

これって「何も言ってないのと同じ」ですね。

続けて管理者に聞いてみました。
それでは「前年比○○%アップするためにどんなことをするの?」
とたんに、沈黙が訪れる・・

「前年比アップ」、これくらい不確かなものはありません。

当然ながら前年と今年の状況は異なります。
前年の実績の程度によって、その難度は変わります。
ちなみに、この会社では、社長が毎朝の朝礼で
「今年の目標は○○%アップ」と口酸っぱく言っているそうです。
完全に思考停止状態。

目標は、願望ではないのです。

「こうなればいいな~」というものではなく、
「必ず達成すべき水準」、このように定義し直す。
そうすれば、この管理者のように、何も考えずに同じ目標を掲げることはなくなります。

次ぎに、目標の根拠を行動レベルで具体化する。
ヌケモレがないように「5W2H」で考えるといいでしょう。
WHO(誰が),WHAT(何を),WHERE(どこで),WHEN(いつ),WHY(なんのために),HOW MUCH(どれくらいのコストで),HOW TO(どのようなやり方で)。
小学生の時に習った基本ですね。

こうすることで、目標の妥当性が明らかになります。
達成できた理由、達成できなかった理由を分析し、考察できるようになります。

思考停止を抜け出すには、自分の頭で考えて、実行し、見直す。この繰り返ししかありません。
「何も言っていない人」 あなたの周りにもいませんか?
毎年、同じことの繰り返しでは、芸がありませんからね。

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コメント

  1. 数字的な目標があっても、
    具体的にどうするかがかけていたら、
    どうしようもないですよね^^;
    実際にどうしていくかですよね。ぽちっ

  2. 確かに前年比何パーセントアップとは、何も考えていないに等しいですね。

  3. 大場さん、おはようございます。
    自分は会社員時代に予算管理部門にいたことがあって、
    そのときはもうトップダウンで目標数値が落ちてきましたねー(涙)。
    それも、理屈で考えてもどうしょうもないようなとんでもない数字が(涙)。
    それをチカラワザで各部門に振り分けていましたが(汗)。

  4. こんにちは。
    「こういっておけば怒られないだろ」という日本ムラ思考の
    典型のようなケースはたくさんありますね。
    「平和が大切」とか「よく議論しましょう」なんてのもそうでしょうね。
    実際の行動や具体的な計画のない場合、無意味です。

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