仙台のコンサル(中小企業診断士)が本音をあなたにズバリ語る!

善循環サイクルの入り方

「ダメ」の否定形から入る人がいます。
でも、これは“ある意味正しい”。否定形は改革のはじめの一歩です。
善循環サイクルの入り方についてお話しましょう。昨日の続きです。



過去を否定し、常識を疑い、常に変化に対応する
これは、イトーヨーカ堂CEOの鈴木敏文氏の言葉です。

他人の意見には耳を貸さない、通称「ダメ出しマン」。
自分の経験の中でだけ生きようとします。
「今まではこうだった…」、「おれの経験では…」
過去が判断の尺度になっています。

仕事は、過去の経験を否定するところから始めなくてはなりません。
これまでの習慣をいったんすべて否定してゼロベースで考える。
良いものは引き継ぎ、改善すべきものは最初から見直す。

このブログでもおなじみ「いい会社ってどんなだろうのacbさん」からもコメントを頂戴しました。

トヨタ時代に、奥田会長から学ばれた「成功体験からの脱出」ということになるのだと思います。
過去の成功体験が有効であった理由を認識した上で、ゼロベースから見直すということになるのでしょう。

本当の革新とは、現在のやり方の否定から始まらなければなりません。
できるか、できないかということは過去の経験に基づいた判断。
先ずは、過去から決別する意識を持つことが必要です。

「もっとほかに良い方法があるはずだ」
と、常に現状の仕事の進め方に疑問を投げかけなければなりません。

まずは、「自分が変わること」、善循環サイクルに入るはじめの一歩はここからです。

自分が変われば相手が変わる
相手が変われば心が変わる
心が変われば態度が変わる
態度が変われば習慣が変わる
習慣が変われば運が変わり
運が変われば人生が変わる

関連記事

コメント

  1. 過去とらわれすぎないようにですね^^
    どうしても過去意識しがちですしねぇ^^;ぽちっ

  2. 大場さん、こんばんは。
    >「もっとほかに良い方法があるはずだ」
    何かで一度でも美味しい目にあうと、なかなか成功体験から
    抜けられないものですよね。
    私もアクセスとコンバージョンレートを高める工夫を続けて
    いきたいと思っております・・・。

  3. なるほどですね。
    今の自分を否定する事も大事ですね!
    >ご紹介の本、本日届きました。早速呼んでみようと思います。
     会計のトリセツですか? (^^)
     私は読みやすくて好きですね~~。
     著者の望月さんの人柄、確かに、本のままです。

  4. おはようございます。
    今を意識すればするほど、過去は関係なくなりますね。
    といっても過去に縛られることは多いので、まずは「自分が変わること」から始めてみます。

  5. 私も常に現状維持ではなく、一歩上を目指して頑張りたいと思います。

  6. 過去、うまくいったことは、変えたくないものですね。
    主たる理由は変化への恐怖と、もうひとつ新たに考えなければいけないという苦痛でしょうか。
    応援していきます!

  7.  ご紹介いただき有難うございます。
    うれしいです。奥田会長に感謝ですね。
    ただの受け売りに終わらないよう 自分がチャレンジを大切にしていかなきゃなりませんね。
    “変化することは手段。 目的ではないって考えると
    案外素直にトライできるよって”自分に言い聞かせています。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


仙台のコンサル「マチスケ」

コーヒー片手に、ビジネスのアイディア、ヒントを発掘!仙台のコンサル「マチスケ」(中小企業診断士)が本音をあなたにズバリ語る!

アーカイブ