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ある経営者からの質問

今日、ある会議に出席して経営者から質問を受けました。
「私は長い時間働けば業績は上がると持論がありますが、私の考えは間違っていますか?」
そこで出した、私の回答は


「いいえ、間違っていません。その通りです。」
と答えました。
ただし、この質問の前の部分の経営者の話を聞いたから私はそう答えたのです。
「365日間長時間労働する話」では、当該企業の経営者との面談で、その企業が選択する事業分野が将来性のある顧客を対象とした事業分野に設定されていなかったので、そのままの状態で365日間長時間労働してもその努力は報われないと書きました。
今回はケースが全く異なります。
この質問をした経営者は、これまで機能しなかったやり方を振り返る機会を持ちました。
その状況を踏まえて社内を変革しようとしています。
こういった状態を軌道に乗せるまではとにかく長時間労働が必要です。
人は新しいステージに向かおうとする時、これまでの能力のままではそのステージに登り切ることができません。冒頭の質問をした経営者はそれを経験則で実感しています。
そのステージに登り切るために、私たちは避けては通れない道があります。
「どこでもドア」でもあればスキップしたいと思うのは通常の反応ですが、それをやるとその次のステージにのぼることはできないのです。
話しは変わりますが、長時間労働話しついでに効率化を図る良い方法をお伝えします。
効率を目指すためにもっとも必要なものは何?
スキル?テクニック?ノウハウ?
私は「量稽古」と答えます。
例えば、効率化を目指すとか、時間の使い方とか、スケジューリングをマスターしたいけどなかなかできない方に、本気でマスターしようとしたら、まずは量稽古をお勧めします。長時間労働です。
これは、私の経験則でもあります。
長時間労働して仕事をやらねばならないほど、ビジネスで高密度な状態に自分を置く。
私は、これを量稽古と呼んでいます。
自分自身が成長したいと本気で思うなら、私たちビジネスパーソンは、このような高密度な状態に自分をキープしなければなりません。
なぜなら、人は忙しくないと本当の意味で効率とか時間の使い方を考えないからです。

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